1. フォームのラベルはフィールドの上がベスト
study by UX Mattersによると、フォームのラベルはフィールドの上が理想的とのこと。多くのフォームで、ラベルはフィールドの左に置かれ、2カラムのレイアウトになっている。いいデザインだが、最も使いやすいレイアウトとは言えない。なぜなら、フォームは一般的に垂直方向に並んでおり、ユーザーは上から下に向かって入力していく。ユーザーは視線を下の方向に向けていくのだ。そのため、ラベルが左にあるよりも、同じ方向にある方が認識しやすい。
2. ユーザーの視線は人の顔に向く
Webページを見るとき、人の顔や目に視線が行く。マーケッターにとっては、注目を集める有効なテクニック。ユーザーは画像の中の人の視線が向いている方向を見るということがわかっている。
3. デザインのクオリティーは信頼感を増す
ユーザーがWebサイトを信頼するときに何が影響するのかについて、様々な研究がされている。これらの研究から、面白いことにユーザーはカバーデザインで本を選んでいる、ということがわかる。Webサイトを見るときも、そのデザインに左右されるということだ。レイアウトや統一感、タイポグラフィー、色やスタイルなどがユーザーに届く要素である。
4. ほとんどのユーザーはスクロールしない
Prioritizing Web UsabilityでJakob Nielsenが、ユーザーのスクロール度合いについて行った研究によると、23%の人しか初めて訪問したサイトでスクロールしないということだ。つまり、77%の訪問者がスクロールしないということになる。彼らはabove the fold(ファーストビュー)のコンテンツしか見ない。
5. リンクカラーは青がベスト
ユニークなデザインをすることは素晴らしいが、ユーザビリティーに関して言うと、みんながやっていることがベストだと言える。Van Schaik and Lingの研究によると、ユーザビリティーを優先で考えるなら、リンクカラーは青がベスト。ブラウザのデフォルトリンクカラーは青であるし、ユーザーはそれを期待する。
6. 理想的な検索ボックスの長さは27文字入るwidth
検索ボックスの理想的な幅はどれくらいだろう?Jakob Nielsenはそれについての研究を行っている。平均的な検索ボックスは18文字が入るwidthであることがわかった。27%のクエリーがそれに収まらず、長過ぎることになってしまう。27文字入るようにすると、90%のクエリーがカバーされる。
7. ホワイトスペースは理解を高める
ほとんどのデザイナーはホワイトスペース(空白)の効用について知っている。ホワイトスペースは要素間の関係を示し、ページの統一感を出してくれる。ChaperroとShaikh、Bakerによると、ホワイトスペースをうまくつかったページレイアウトは、パフォーマンスには影響せず、ユーザーの満足につながるとのこと。
8. 効果的なユーザーテストは、多くのユーザーに行わなくてもよい
Jakob Nielsen's studyによると、ユーザビリティーテストは5人のユーザーによるテストで85%の結果をカバーする。
9. 使いやすい製品ページは目立つ
多くの製品ページは満足な情報を欠いている。Appleの製品ページは製品の仕様をうまく説明している。製品情報は要約して簡潔にすることが鉄則。
10. ほとんどのユーザーは広告を見ていない
Jakob NielsenがAlertBox entryで発表した内容によると、ほとんどのユーザーは広告バナーを見ていない。ユーザーは例え広告でなくても、広告のように見えるものを無視する。そのため、ナビゲーションアイテムが広告バナーのように見えてしまう場合は注意が必要。
かなりためになりますね。諸々注意していきたいですね。
詳しくは以下からどうぞ。
» 10 Useful Usability Findings and Guidelines
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