金曜日, 10月 09, 2009

有名政治家に学ぶ、説得できる話術

■正反対を並べるコントラストの術
例)"ask not what your country can do for you ,ask what you can do for your country(国家が自分に何をしてくれるかではなく、自分が国家のために何ができるかを問おう)" ――ジョン・F・ケネディ/1961年
ネガティブな事柄のあとにポジティブな事柄を持ってくるのがミソです。そうすると後者がよりくっきりと引き立ってくるのだそうです。鉄の女サッチャーの有名な言葉"You turn if you want to, the lady's not for turning.(後戻りしたいならすればいい、女は後戻りしない)"もこのコントラストを利用した話法。

■3回繰り返しの術
例)"Education, education, education(教育、教育、教育!)" ――トニー・ブレア/1997年
同じ単語、もしくは似た意味の単語などを3回繰り返すマントラ法です。オバマ大統領の勝利演説では10分間で29回もこのワザが使われました。3回というのは、その言葉を絶対的に印象付ける最少の回数なのだとか。"here, there and everywhere"などの表現もこれに当たりますし、キリスト教のお祈りの言葉でもよく使われているそうです。

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