はじめに
ウェブサイトやブログを開発・作成する際に、避けた方がよいミスをリストアップしました。
1. 作るだけでは終わりではない
ウェブサイトは開発・作成だけでは終わりではなく、公開・運営する必要があります。そして、オンラインやオフラインでウェブサイトの告知に手間や時間をかけることはいっそう必要になります。もし、あなた自身があなたのサイトについて時間をかけないなら、他の誰もそれはしないでしょう。
2. 広告をコンテンツに混ぜない
広告をコンテンツに混ぜると、短期的にはクリック数を増やすかもしれません。しかし、ユーザーが内部リンクをクリックしていると思って、それらのリンクにだまされたことが分かった時にはユーザーの信頼を失い、多くのユーザーは去っていくでしょう。
3. イントロは避ける
ウェブサイトにイントロページを設けるのは、今は亡き過去のトレンドです。ユーザーが初めてウェブサイトにアクセスした際、多くのウェブサイトがコンテンツの代わりにリーチをえるために使用していました。
4. 訪問済みリンクは明確に
訪問済みのリンクカラーは未訪問のリンクカラーと異なった色にしてください。これはユーザビリティの基本です。ユーザーが容易にデフォルトのリンクカラーを認識することができ、そして訪問した際にリンクカラーが変わることは重要です。このことは、ユーザーが意図することなくページを再訪問しないことを保証するのを助けます。
5. クロスブラウザ対応
あなたのウェブサイトがクロスブラウザ対応であることを保証してください。一つの同じコードを全てのブラウザが同様に表示するわけではありません。しかし、シェアの高い複数のブラウザで表示を確認する必要があります。
6. 音楽プレイヤー
音楽プレイヤーをあなたのウェブサイトに設置しないでください。もし私が音楽を聴くことを望んだなら、私自身の音楽プレイヤーで聴くでしょう。一つのページを表示する度に、ユーザーはいつもストップボタンをクリックしなければなりません。また、もし音楽と関係があるサイトを運営する場合は、演奏をはじめることについてのユーザーが選択できるようにしてください。
7. やりすぎのFlash
もし必要がないなら、過度のFlashは避けてください。Flashは単にあなたのウェブサイトのロード時間を増やすだけではありません。SEOの効果を失ったり、操作性がユーザーを悩ますかもしれません。Flashは必要がある時のみ使用するように私は提案するでしょう。
8. ブラウザの機能はそのままで
「戻る」や「進む」ボタンなどブラウザの機能を使用できないようにしないでください。これらの機能は使用しない人もいますが、使用する人もいることを忘れないでください。
9. 新しい窓は開かない
リンク先の設定で新しいウインドウを開かないようにしてください。リンク先の設定はあくまでも、ユーザー自身がコントロールできるようにします。もしユーザーがあなたのサイトに戻ることを望むなら、「戻る」ボタンを使用して再訪問するでしょう。
10. ポイントを分かりやすく
あなたはページがロードされる最初の数秒で、ユーザーがこのウェブサイトが何であるか理解することを確認する必要があります。もしページが何についてであるか理解できないものであるならば、ユーザーが直ちに去ってしまうのが普通です。タイトルや見出し、ユーザーへの明確なメッセージに配慮してください。
11. ブラウザのサイズを変更しない
ページを開いた瞬間にユーザーのブラウザのサイズを変更しないでください。ブラウザのコントロールはユーザー自身の手にゆだねます。ブラウザのサイズを変更することは、ユーザーが現在開いている他のタブやウインドウにも影響を与えることがあります。
12. 隠しテキストは使わない
サーチエンジンで上位を狙うために、隠しテキストを使用しないでください。これはSEOのスパム行為で、サーチエンジンをだまそうと試みるべきではありません。
13. キーワードを盛りだくさんにしない
ページにキーワードタグを加えるとき、コンテンツに関係があるものを使用してください。一番良いのは、それぞれのキーワードがコンテンツで言及されていることを確認することです。もしそうでなければ、サーチエンジンはそれに対してペナルティを与えることでしょう。
14. カウンターは使用しない
サイトのアクセス数やビジター数が分かるカウンターはユーザーの目に見えるようには配置しないでください。これはユーザーにとって完全に無意味です。サイトの解析を行うなら、Google Analyticsなどのアプリケーションを使用するべきです。
15. テキストを無駄に強調しない
本文に使用するテキストを強調したり、色を変更したりしないでください。ユーザーはテキストの色が変更されていたり下線があると、リンクとして認識します。無駄に強調してしまうと、リンクであると思い困惑してしまうので、シンプルなルールに従ってください。
16. 書式はベーシックに
コンテンツはベーシックでスタンダードな書式を使用してください。見出し、小見出し、黒丸リストなどのエレメントを利用してください。
17. ごく小さいフォントは使わない
ウェブサイトにはあらゆるユーザーがいるため、コンテンツが読み取り可能であることを保証してください。ユーザーの年齢が高いと、小さい文字を読むのはつらいものです。そして、こういった小さい文字が読みづらいユーザーの多くは、ブラウザのオプションでサイズを変えられることに気がつきません。
18. 内容には一貫性を
途中で、主題を変えたり、リンクカラーを変更したりしないでください。ウェブサイトの全体が同じテーマで一貫していることを保証してください。
19. テキストを画像にしない
テキストやコンテンツをむやみに画像にしないでください。可能であれば、プレーンなデータとして配置します。デザイナーは見栄えのためにイメージを好むと思いますが、文字のサイズ変更が容易にはできず、音声ブラウザでもテキストのためには働きません。そして、ウェブサイトのロード時間も増えてしまいます。
20. どぎつい色は避ける
テキストに使用している色が背景色に対して読むことが容易であるようにします。私は白系の背景に、黒系のフォントが最も良い選択に思えます。
21. 検索機能をつける
検索機能はウェブサイトで最も重要なナビゲーターの一つです。あなたのウェブサイトに基本的な機能が備わった検索を設置すると、ユーザーは検索の力を得ることができます。
22. altとtitleは適切に
img要素のaltとtitle属性を適切に使用してください。これはSEOに効果があるだけでなく、音声ブラウザを使用しているユーザーにも効果があります。
23. 不必要な登録
もし必要でないなら、登録を求めることはしないでください。
24. フォントは標準的なものを
ウェブサイトを作成する際、標準的なWebフォントを使用することは賢明でしょう。なぜなら、あなたが選択したフォントをユーザーが持っていない場合、それは別のフォントに置き換えられてしまいます。
25. ポップアップ
広告だけでなく、コンテンツベースのページでもポップアップを利用することはポップアップブロッカーの増加で良くないアイデアとなりました。
26. 詰め込みすぎ
これはウェブデザイナーがページに多くのエレメントを追加する際にやってしまいがちなことです。あまりにも詰め込みすぎると、すべてのインフォメーションを理解するのは困難です。
27. 長いページ
ユーザーは長すぎるページを読むのを避ける傾向にあります。もし言及すべきことが多くあるなら、見出しやナビゲーション機能をつけてみてください。
28. 読み込みの遅いページ
高速の回線が普及していますが、まだまだ一部の人たちは遅い回線を使用してあなたのウェブサイトにアクセスをしているかもしれません。表示時間が遅いページに訪れたユーザーは、別のサイトに移動してしまうかもしれません。
29. JavaScriptベースのナビゲーション
スクリプトに対応していない場合や、オフにしているユーザーはJavaScirptベースのナビゲーションを利用することができません。
30. サイトマップの設置
サイトマップはあなたのウェブサイトのページのリストを掲載した重要なコンテンツです。また、XMLサイトマップを作成することでサーチエンジンがあなたのサイトでページを簡単にみつけることができます。
31. 右クリック禁止
右クリックを禁止しないでください。これをしている目的はおそらく、ソースコードや画像に直接アクセスするのを阻止しようとしていると思いますが、単にいらだちの種になるだけです。
32. 固定URL
URLの構造をキーワードベースにしてもサーチエンジンには効果はありませんが、ユーザーがURLによってコンテンツを判断する手がかりになることがあります。
33. ナビゲーションリンク
ナビゲーションリンクのために画像を使用しないでください。ナビゲーションには画像の代わりに、テキストを使用すべきです。テキストベースのナビゲーションはロード時間の軽減にもなるでしょう。
34. メールアドレス
メールアドレスをウェブサイト上にそのまま配置しないでください。これはスパムメールの元となってしまいます。もしユーザーと交流する際は、フォームを提供するのも一つのアイデアです。また、メールアドレスを掲載しなくてはいけない際は、アドレスの一部をテキストではなく、画像にすることも一つの解決法です。
35. CSSと画像の最適化
あなたのサイトで使用しているCSSと画像の最適化には時間をかけるようにしてください。これはロード時間を短くするのに役立つでしょう。そして、あなたのウェブサイトの総重量も減少する効果があるでしょう。
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