土曜日, 2月 20, 2010

SEO/SEM情報

日本語で読めるSEO/SEM情報

  • アクセス向上に有効なロングテールキーワードを見つける10のテクニック
    (ウェブ力学)

    このコーナーで先週ピックアップしたウェブ力学ブログの「ロングテールによるアルゴリズム変動に強いSEOのやり方」の続き記事。今回は、ロングテールキーワードの具体的な探し方を10個解説している。記事ライティングの際に取り入れてみよう。

  • Webサイトの高速化・軽量化に役立つTips・参考記事のまとめ
    (Feel Like A Fallinstar)

    Googleは平均ページ読み込み時間を順位決定に含める予定」ということで、Webページ表示の高速化を意識し始めたWeb担当者もいることだろう。こちらの記事では、Webサイトを高速化するために役立つサイトやツール、書籍がまとめられている。参考にしてほしい。

  • わかりにくい1クリックよりも、わかりやすい2クリック
    (ユーザービリティ実践メモ)

    「ユーザーにクリックさせる回数はなるべく少なくした方がユーザービリティに優れる」と一般的には言われている。しかし、1クリック移動にこだわりすぎると、逆効果となってしまう場合もある。

    「ページにたどり着くために必要なクリックの数を減らす」ことは、「ユーザーが迷わず目的のページへたどり着けるようにする」目的を実現する手段の1つにすぎない。場合によっては、クリック数にこだわらずに、わかりやすさを優先するほうがいい場合もあるようだ。

  • 企業ブログを成功に導く7つの秘訣
    (SEOもっと!)

    売上アップを目的として、公式ブログを運用するという手法は、すでに一般的なものになっている。果たして、当初の目的を達成するほどに成功したブログはどのくらいあるだろうか。なかなか期待したほどには機能していない企業ブログも多そうだ。

    SEOもっと!さんが、魅力的なビジネスブログの特徴を7つ解説している。公式ブログを運営を任されているウェブ担当者に特に読んでいただきたい記事だ。

  • Google Analytics カスタム変数の使い方(難易度“高”)
    (Analytics 日本版 公式ブログ)

    グーグルが無償で提供するアクセス解析ツールのGoogle Analyticsで、昨年10月から、「カスタム変数」という機能をページ単位やセッション単位で使えるようになった。カスタム変数を利用すると、「ログインしているか・していないか」「特定のカテゴリの商品を閲覧した」「特定のページを閲覧した」など、より細かな条件でユーザーを区別してアクセス状況を分析できる。

    難易度の高い機能にも思えるが、使いこなせたら必ず役に立つはずだ。まずは、概要だけでも押さえておくと、適切な利用シーンでピンとくるかもしれない。

    ちなみに、セッションレベルのカスタム変数に関しては、この記事に記載されている「変数名+データ(URIエンコード状態)の合計サイズが64バイト」のほかに、「1日に合計5万ユニークレコードまで」という制限があるので注意してほしい。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 自然なリンクを演出する6つの被リンク戦術
    (Search Engine Journal)

    より自然な被リンクを作り上げるために注意すべき6つのポイントである。多分に意図的な被リンク集めに焦点を当てた記事なのだが、ピックアップさせていただく。

    1. アンカーテキストをバラけさせる

      完全に同一のアンカーテキストでリンクを貼らない。語順を変えたり、時にはURLをそのまま使ったりもする。

    2. PageRankの高さだけにフォーカスしない

      高いPageRankのページだけからリンクをもらおうとしない。リンク元のページがすべて高いPageRankを持っているはずがない。

    3. 内部ページのことを忘れない

      トップページだけではなく内部ページにもリンクを集める。そうすることで、おもしろい話題を蓄積しているとグーグルに思わせることができる。

    4. 多様な種類のリンクを集める

      自発的に張られたリンクに見せるのが最適だが、その他にもいろいろなタイプのリンクを集める。たとえば、サイドバーのブログロール(お気に入りリンク)や参考ページ集、品質の高い登録型ディレクトリ、ソーシャルメディアサイト、スポンサーシップなど。

    5. リンク集めの悪だくみに乗らない

      自動ツールを使ったりスパムチックな登録型ディレクトリに登録したりしない。これらのサイトに現れるのは、グーグルにランキングを上げるためにリンクを探してますと言ってるようなもの。他人が手にできないようなリンクを獲得する。

    6. リンクの増加速度はゆっくりかつ着実に

      大型のソーシャルニュースサイトに取り上げられ、大量のリンクが一気に集まるCNNのニュースではないのだから、人手によるリンクの増加率に注意する。長い目で見るとリンクの数だけでなく、リンクしているサイトの質も問題になってくる。

  • URL正規化チェックツール
    (Google Webmaster Centrel Help Forum)

    「wwwあり・なし」や「index.htmlあり・なし」でアクセスしても、必ずどれか1つのURLを代表させることを「URLの正規化」という。正規化ができていないと重複コンテンツ問題が発生することがある。

    英語版のグーグルウェブマスター向け公式フォーラムでグーグル社員が、夫が週末に作ったという正規化チェックツールを紹介した。「Canonicalizable」というツールだ。URLを指定すると、index.htmlやindex.htmなどの主だった既定のドキュメントのファイル名が付いたURLが存在するかどうかと「wwwあり・なし」のURLが存在するかどうかをチェックしてくれる。

    Canonicalizableで正規化をチェック
  • SEOとSEMの違いは?
    (High Rankings Advisor)

    SEOとSEMの違いを尋ねた質問に対する回答の記事である。

    「SEO」は「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳される。一方、「SEM」は「Search Engine Marketing」の略で、日本語では「検索エンジンマーケティング」と訳される。

    「SEO」は、通常のウェブ検索に対してサイトを最適化することである(正確ではないが一般的には上位表示させることだとされている)。対して「SEM」は、検索エンジンを利用した集客やプロモーション、販売促進などのマーケティング活動を包括している。つまり、SEOはSEMの中に含まれるのだ。「SEM=PPC(リスティング広告)」と言う人がよくいるが、それは間違い。アドワーズやヤフー!リスティング広告などのPPCもSEMに含まれる1分野に過ぎない(Web担の用語集の「SEM」の項目も参照)。

  • ドメイン名のペナルティはサブドメインにも引き継がれる
    (WebmasterWorld)

    WebmasterWorldのフォーラム管理者、tedsterによれば、あるドメイン名がペナルティを受けた場合、そのペナルティはサブドメインにも引き継がれるそうだ。事実だとしたら、ペナルティを逃れるために新たにサブドメインを作ってコンテンツを移したとしてもムダだということになるし、別のサブドメインもとばっちりを受ける可能性があるということになる。

    一方で、2年以上前のスレッドになるが、サブドメインがペナルティを受けても、その親であるルートドメイン名にはその影響は及ばないとtedsterはコメントしている。

鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイト、Sphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの執行役員/SEOセンター長として、SEOの研究やトレーニング、および海外SEOコンサルティング業務にも携わる。

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